セミクローズ（セミオープン）外構

セミクローズ外構はセミオープン外構とも呼ばれ、オープン外構の長所とクローズ外構の長所を合わせたようなスタイルです。

オープン外構ほど開放はせず、適度に目隠しも取り入れることで両者の良さを併せ持ちます。

総合的に見てバランスが良く、日本で最も普及しているスタイルです。

必要に応じてバランスよく目隠しを取り入れることで、プライバシーや防犯性能を高めることが出来ます。

オープン外構の弱点である侵入しやすいという点と、クローズ外構の弱点である侵入すると外部からまったく見えないという点をうまく解消しています。

完全に閉鎖するわけではないため、程よい開放感を感じることができます。

近隣の方々ともお互いに目に入るため、あいさつなどのコミュニケーションをとることもできますね。

フェンスや門扉でお家の演出を楽しんだり、外部からの見栄えを考えてお庭をつくり上げるといったことは、オープン外構やクローズ外構ではできません。

機能にとらわれず、自由にお庭づくりを楽しむことができます。

2つの真逆のスタイルの長所を取り入れようとするスタイルです。ですが、オープン、クローズともに長所に特化しているため、長所でそれらを超えることは出来ません。

バランスをしっかり考えないと、良いとこ取りのつもりが、それぞれの短所が目立った中途半端な性能しかない外構になってしまう可能性があります。

セミクローズ（セミオープン）外構をお考えの方は、早い段階から外構業者と十分に話し合うことが大切です。

クローズ外構ほど費用はかかりませんが、オープン外構と比べると費用はかかるため、ある程度の予算は確保しておく必要があります。

プライバシー保護や防犯性能の面で、門・フェンスなどは設置したいが、近隣の方々との交流を楽しみたいという方にお勧めです。

オープン外構とクローズ外構はそれぞれ調和しやすい街並みがありますが、セミクローズ（セミオープン）外構はどういった街並みにもしっかり調和してくれます。

街の景観を崩さないよう近隣とのバランスも気にしたいという方にはおすすめのスタイルです。

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