カーポートには、防犯性の高さや、積雪・防風・雨天対策や鳥の糞対策ができるといった利点があります。
また、オシャレなカーポートを設置することによって
駐車場の見栄えをより良くすることもできます。
『折版屋根』は、かなり高強度であるため、積雪量が多い地域では、積雪対策としてよりオススメなものになります。
積雪強度は50cm程で、水のはけがよく、雨風に強いのもメリットの1つです。
また、無駄がなくよりシンプルな印象の作りに仕上げることができます。
『ポリカーボネート屋根』は、近年急激に普及しているものです。
プラスチックなので、強度面で不安に思われがちですが、
耐衝撃性はガラスの約250倍、耐熱温度は約130℃とかなり強度の高い素材となっています。
屋根を透明にできることにより、日光を駐車場内に取り入れることができます。
また、紫外線をほぼ100%カットすることが可能です。
『片側支持タイプ』は、片側のみに柱が立っているタイプで、
駐車場スペースが限られている場合でも設置することができ、工事費を抑えることができます。
その中に、『後方支柱タイプ』があります。
こちらは、狭小地・変形地にも設置することができるタイプになります。
『両側支持タイプ』は、両側に柱を設置するため、より安定感のある作りにすることができます。
そのため、積雪対策や防風対策をしたい方にオススメなものになります。
『M合掌タイプ』では、左右で横幅が異なるカーポートを設置することができ、
様々な敷地に対応することが可能です。
『Y合掌タイプ』では、中央部分に柱を設置するため、
障害物があり、両端に柱が設置できない場合でも、カーポートを設置することができます。
また、左右非対称に設計することが可能になるため、よりバリエーション広がります。
1.柱が立つ位置に穴をあけ、底にプレートを敷き、柱を立てます。
柱を立てる際に、片側の柱の部分にモルタル(セメントと水を混ぜたもの)を流し込み、柱を固めます。
(もう片側は、骨組みを設置する際に調節させるため、後ほど固めます。)
2.1日後にモルタルが固まり、柱同士をつなぎ合わせ、骨組みを作ります。(この段階では仮止めです。)
3.固めていないほうの柱の位置を調節し、モルタルで固めます。
4.屋根パネルを設置し、仮止めしていた柱を本止めします。
5.水平器で、柱が垂直に立っているかを確認し、もう片側の柱にモルタルを流し込んだら完成です。
車の大きさによりカーポートの大きさも異なってくるため、
まず、車のサイズを必ず確認しましょう。
また、駐車方法や車の台数によりカーポートのタイプが異なります。
積雪対策や防風対策もあらかじめ考えておくと良いでしょう。
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