もともと、日本では庭園づくりという伝統がありました。しかし近代化に従って車の爆発的な普及、欧米文化の影響などにより庭に必要とされる機能や役割が大きく変化し、現在の外構・エクステリアという概念が生まれました。
今日の外構とは、門・塀・アプローチ・駐車場・庭・植栽・ブロック・フェンスなどの敷地内の建物の周辺を構成する構造物のことを言います。役割としては、「デザイン」「機能」「快適性」などの役割を担っており、住環境を構成するとても重要な要素です。
あすなろ外構工事店では、外構プランを考える時には、デザイン・機能・快適性の3つの柱をバランスよく意識しお客様にとって住みよい住環境になるように配慮した外構プランをご提案しています。
外構には主に、プライバシーの保護、駐車スペースの保護と確保、防犯対策、防音・防風、敷地境界の明示などがあります。また、これらは機能的な面ですが、他にも目で楽しむためのデザイン性であったり、過ごしやすい環境かどうかといった快適性も外構の大きな役割です。
このように、外構にはそれぞれたくさんの目的や役割がありますが、すべてが必ず必要というわけではなく、中には仕切りとなるフェンスや塀を設置しないお家であったり、駐車場スペースが無いお家もあります。お客様によって必要な機能や役割は変わってくるので、目的に合わせてお客様に一番合った外構プランを考える必要があります。
お家にとって門まわりとは、いわば「お家の顔」のようなものです。お客様や通行人、また住んでいる本人にとっても真っ先に目に入る部分です。
お家の顔ということだけでなく、防犯、プライバシーの保護など様々な役割があり、それぞれの役目を意識した外構工事が必要となってきます。
また、門には素材によってさまざまな価格や機能・形状があり、何を重視するかによりすべき選択は変わってきます。
一家に一台車が必ずあるようなこの時代、駐車スペースは欠かせないものになっています。
基本的に道路に面しており、特に都市部では、駐車スペースの空間が十分に取りづらいという事が問題となっていますが、出入りの際に危険を伴う空間でもあるので、駐車スペースを作る際は車種に合わせて十分なスペースを確保する必要があります。
アプローチとは、道路から玄関までの空間を指します。門から玄関に向けて、期待感のあるアプローチを演出することで、お客さんを楽しませる役割を持ちます。
また、外出の際必ず通る通路なので、気持ちの切り替えを行うための道として、また滑りにくい工夫を施すなどして安全な道としての役割が求められます。
外構工事において、お庭は特にこだわりが出やすい箇所です。プライバシーの保護や、日照の調整のなどの役割があり、日当たりの良い南側に庭を設けるのが一般的です。スペースの広さにもよりますが、色々な要素を取り入れることができるため、外構づくりの中心となる空間です。
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